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焼き物講座

~ぐい吞み比べで焼き物を知ろう!~

 

焼き物のことは知りたいけど、よくわからないという方も多いのでは?今回は焼き物収集家の畑山さんの莫大なコレクションの中から備前、唐津、萩、黄瀬戸の貴重なぐい吞みをお持ちいただき、皆様に手に取って比べて頂きながら丁寧に解説を頂きます。古美術商や焼き物専門家(学者)さんとは違う視点収集家ならではの視点・面白いエピソード・焼き物への想いのお話も聴けるかと思います。 

開催日】

 令和元年6月23日(日)

【時間】

 15:30~18:00

【参加費】

 2000円

【定員】

 最大12人  最少人数3人

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講師:畑山 聖一さん
工芸家・焼き物収集家

【講師プロフィール】

表千家男子同好会所属。号:守拙(しゅせつ)。根津美術館、大徳寺などで各地でお茶会をおこなう。

和講座「和の心」では、「萩焼」「美濃焼」「唐津焼」「備前焼」「中国青磁」「中国白磁」「瀬戸焼」「古伊万里」「京焼」「楽焼」と焼き物についての講座をシーリーズで開講し好評。

【講師より】

 酒器をコレクションして35年余りになります。 備前焼から始まって、萩、唐津、志野と日本各地の窯場の酒器を集めました。 それぞれの地域は成り立ちと特徴が異なり、当然魅力も異なります。酒器では昔より「備前の徳利に、唐津のぐい吞」という言葉が有ります。備前の徳利はお酒を美味しくし、古唐津のぐい呑はコレクター仲間では垂涎の的で、酒器は斑唐津のぐい吞を指します。良く焼きあがった斑唐津のぐい吞は白い藁灰釉の中に青い部分が生じ酒映りがとても綺麗です。

 陶器は良く焼き込んでいくと、時として得も言われぬ美しい作品できる時があります。こうした作品を求めて東奔西走。作品はご縁のものでどんなに求めても手に入らないものがあります。良いものを手に入れるには努力も必要ですが最終的にはご縁のものです。

 魅力ある作品を探し求めていくと窯変の作品にいきあたりました。窯の中で偶然生じる貴重な作品。備前、唐津、萩の窯変の作品を紹介します。

 また、黄瀬戸は焼き物の中でも難しいといわれています。加藤陶九郎も黄瀬戸は苦労しました。黄瀬戸は現代では各務周海(故)、鈴木五郎氏が優れていると思います。黄瀬戸を合わせて紹介します。

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